65日目

2020年6月10日。

朝の目覚めは悪く、どことなく重い気持ちでキッチンへ向かう。

今日は久しぶりに野菜粥を作っている。

これは野菜を細かく刻んでお粥と合わせるだけの非常に簡単な料理だ。

素朴な味わいでパートナーが初めて私に作ってくれた料理でもありとても気に入っているが、なぜか私が作ると上手くいかない。

パートナーの好みの味や手クスチャーにならないのだ。

そんな経緯から、しばらくの間作っていなかったが毎日味噌汁とご飯のメニューに作り飽きて今日はこれを作ることにした。

昨日の晩ご飯に使った鶏の缶詰の煮汁が残っていたので、それを出汁に使う。

味が出ていて美味しい。

出来上がりは上上だ。

時計は7時45分を指しており、まだパートナーが起きてくるには時間がある。

私の朝食作りに取りかかる。

私は3月の自粛開始以降、毎朝オートミールを食べている。

日本ではあまりなじみのない食材だが、アメリカでは一般的な朝食メニューだ。

調理方法は簡単で水か牛乳、もしくはそのほかのミルクに浸すか煮るだけだ。

食べ始めた当初、私も色々試したが、結局水で煮る一番シンプルな方法に落ち着いた。

オートミールは種類がいくつかある。

主にオートミールの挽き方によって分けられており、細かく粉砕したものはインスタントオートミールと呼ばれ、煮ると一番どろっとする。

粗くなるほど煮てもどろっとした感じはなくなる。

今はRolled Oatsという蒸したオートミールを押し潰しただけの挽いていないものを食べている。

これはどろっとさせるには時間がかかるが、10分もあればかなりとろみがつくし、歯応えもあるので気に入っている。

いつもの通りに基礎体温と体重を携帯アプリに入力しながらとろみがつくまでゆっくり煮る。

出来上がると、ゆったりと味わいながら一口食べてみる。

味のほとんどしない汁は寝起きの体に心地よく染み込んでいく。

ゆっくり時間をかけて完食すること、パートナーが顔を出した。

用意しておいた野菜粥を出す。

今回はうまくいったよに思えたので、感想を聞いてみた。

『味が濃い。塩分濃度が高い。塩胡椒はいらなかったんじゃない。』

また失敗したようです。

少し汁を取り出して、その分をお湯で薄めたが、それども濃いとのことで汁は全部残されてしまった。

口に合わないものは食べなくてもいいが、それでも気分は悪くなる。

食べられないほど不味くないと思うし外食より味は薄いはずだ。

かなりイラつくしストレスを感じる。

しかし昨日の日記にもあったようにストレスは成長につながると思いポジティブに捉えればいいのだが、それができない。

とにかくイラついてしまう。

人間は一度決めたことをを常にできるわけではない。

機械ではなく感情や背景など様々な複合要因があるのだから仕方ない。

でも、イラつきたくない。

どうしてこんなに決めたことをきちんとできないし、いつまでも考えてしまうのだろう。

そのおかげで午前中は寝て過ごしてしまったし、今午後の2時半なのだが、この時間までほとんど食べる以外のことはしていない。

夕食もお腹が空かないだろうし散歩に行く気にも、家事をする気にもなれない。

だるいのは急に暑くなったせいかもしれないし、ホルモンバランスのせいかもしれない。

連日30度越えの日々で動くのも億劫だ。

一人ならエアコンをつけて快適に過ごすが、パートナーはそういう類は頑なに拒否する。

暑いな。

ホルモンバランスも崩れていそうな気がする。

基礎体温が本来高温期であるべきなのだが上がらないし、調子が悪い。

・・・。

気分転換がもっとうまくできるようになりたい。

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