62日目 追記

2020年6月7日。

遠出すると私の機嫌が悪くなる。

私は今までパートナーに原因があると思っていた。

しかし私にも原因があった。

今日はサンバティーノ国立公園付近のアメリカンダイナーで昼食を取ることになった。

お店の雰囲気はよく混み合っていた。

オーダー時は何を話しかけられたか覚えてないが、状況判断でオーダーした。

料理が来るまでの間、特に話すこともないし、片肘をつき店内を観察していた。

以前に店内をキョロキョロすると不審だからよくないと注意を受けたので、あまりじっとは見ないようにしていた。

またただでさえ日本語で、何を話しているか分からないので相手に嫌な印象をあえるのに、大声で話すと迷惑だししないようにと注意を受けたこともあったので、外食時は大人しくするようにしていた。

するとパートナーから、『片肘をつくのはよくないよ』と注意された。

店の雰囲気は非常にカジュアルで子供もいるし、肘をついて食べている客もたくさんいた。

『どうして私だけ?そんなにマナーが悪いのかな。』とイラついた。

早く食事が来れば苛つきも紛らわせたのだが、待てど暮らせどやってこない。

次第にイライラが募り、時計を確認する回数も増える。

するとパートナーから『なんでそんなに不機嫌なの?』と尋ねられた。

咄嗟に、『食事が来ないからだ』と口にしたが一番の理由はパートナーからマナーを指摘されたことだった。

私の悪い癖だがつい自分がいい人に見られるように取り繕ってしまう。

パートナーは『そんなに待ってないでしょ?あ、でも40分くらい待ってるね。』

40分という事実も衝撃だったが、パートナーの私を嗜める言葉がさらに私をイラつかせた。

すると担当ウエートレスがやってきて、英語がわからないので、不確かだが、もうすぐ持ってくるといった内容のことを言い、ドリンクを注ぎ足した。

笑顔で了承し対応するパートナーに腹が立った。

体面ばかり気にして私の気持ちを理解しようとしていないと感じた。

さらに不機嫌になる私に『そんなに怒ることではないよ。お願いだからお店の人に怖い顔しないで。』とパートナーが言った。

私は爆発しそうな気持ちを抑えることで必死だった。

言いたいことがあるなら、その場で本人に言えばいいのだが、それができないのに不機嫌いなるのも私の悪いところだ。

その後もすぐには食事こず、ウエートレスが謝罪しにきたが快く受けいる気には全くなれなかった。

やっと食事が届いたのはオーダーから1時間はたった頃だった。

しかも私とパートナーがオーダーしたものが反対に置かれるし、正直食べる気にもなれなかった。

とはいえ食べないとお金がもったいないので食べた。

普段私はゆっくり噛んで食べるのだが、その時は怒りのせいで味がわからないほど掻き込んだ。

味わいたいとかそういう感情はなく、とにかく目の前のものが憎たらしかった。

食べ終わってすぐにトイレに立った。

気分転換できるかと思ったが、嫌な気持ちは変わらなかった。

席に戻ると、残していた甘いコーンブレッドのようなケーキがそのまま置かれていたが、すでにフォークもナイフも下げられていた。

手で食べろってことかと、さらなる怒りの着火剤になった。

爆発寸前の怒りの中、パートナーから『お詫びにデザートはどうかと聞かれたから、もらったよ』と言われた。

お詫びって、そういうもので解決しようとするところがムカつくと思い、『いらない』と言いかけたところ、担当ウエートレスがデザートを持ち帰り用の袋に入れて持ってきた。

そして何やら誤っていたようだが、受け入れる気になれず黙っていた。

パートナーはお会計待ちの間にトイレに立った。

その間担当ウエートレスが来ても困るので一人にされたくなかったが、止める間も無く席を立ったしまった。

案の定しばらくすると担当ウエートレスがレシートを持ち謝りに来た。

何か謝っているのはわかるが理解できないし、話たくもなかったのでNOとだけ言った。

程なくしてパートナーが戻ったので、すぐに店を出た。

それから近くの山を散策したりもしたが、どうしても怒りが治らない。

その時はパートナーが悪いとは思っていないかったのだが、モヤモヤした感情があった。

帰りの車内も重い空気に包まれた。

イラついているのもあるが眠いし、なんであそこまで怒ったのか、私自身もわからその理由をぼぉと考えていた。

夕方5時過ぎに帰宅した。

着替えたりして一息つくと、パートナーが口火を切った。

『この頃外出するたびに、機嫌が悪くなるよね。正直気を使わなくちゃいけなくてすごい疲れる。このままじゃ無理なんだけど。』

私は自分でもなぜあそかまで怒る必要があったのか、よくわからないと伝えた。

パートナーは『そんな大したことじゃないでしょ。普通より30分遅かったくらいでしょ。向こうも謝っていたのに許さないのはどうかしてる。俺が悪いのかもしれないけど、』

『何が悪かったと思ってるの?』

『わかんないけど、俺がまた何かしたんでしょ?』

『そんなことない、でも・・・カジュアルなお店だと思ったし、他の人は両肘ついて食事していたけど。片肘ついてるって指摘されて、そんなこともできないんだって自分が嫌になった。』

『それ違うでしょ。他の人はいいのに自分ができないことに怒ったんでしょ。』

『そうかもしれない。・・・お店の人の肩持つし。』

『肘ついていて注意したのはマナーの問題じゃなくて、つまらなそうに見えるから、俺が嫌だったの。実際、周りは楽しそうに話してるのに俺らだけほとんど話さないで、片肘ついて周りを見てるだけだったでしょ。なんでもう少し楽しく食事ができないのかな。肩持つとかそう言う話じゃないよね。一緒になって怒って店を出て他のところ行くの?それがいい結果につながったかな。』

パートナーの正しすぎる正論に腹が立つが、反論の余地もない。

そして私が過剰に反応していたことも明らかだった。

『家や日本では普通に食べられているのに、どうしてかな。外に行くと無意識に緊張していたのかもしれない。言語もわからなくて言いたいことも伝えられないし。今まではパートナーが悪いと思っていたけど、本当は私が緊張していていつもと違う行動をとるから、パートナーを怒らせてしまっていたのかもしれない。でもパートナーとお出かけしたいよ。』

『うん、そうだね。』

『だから外食の時は意識して感情をコントロールしないといけない。』

『・・・怒りを無理やり押さえてもうまくいかないでしょ。』

『でも、無理やりでもコントロールしないと、外食に行くたびに緊張したりストレスを感じるようになって嫌だもん。私が全部悪かった。担当の人には会うことはもうないと思うけど悪かったし、パートナーに不愉快な思いをさせて本当に申し訳ないと思っています。』

『全部って言うけど、全部って言ったらそれで話が終わると思っているところも嫌なんだけど。』

『でも今回の件に関しては、全部私が悪いよね。必要以上に怒ってしまったし、それをコントロールできなかった。それに一度怒ったらそれが長引くことも。』

『俺にみたいにすぐに忘れられる人はいないからね。これは俺の特殊能力だから。』

こんな感じで、話は終わった。

ここから得たことは、以下。

・時と場合を考えて必要以上に感情に左右されないようにする。
・嫌なことや疑問はその場で確認する。
・自分の感情をうまくコントロールできない時、怒った時など人のせいにして理由を考えて改善策を見出そうとしないので、自分の感情の原因は自分いあること(自己と他者の分離!)を理解して、人のせいにしないで改善策を見出す。










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