59日目

2020年6月4日。

食欲を抑制できない時はどうしたらいいだろう。

昨日お気に入りのスーパーでチョコレートフムスとトレイルミックスを購入した。

チョコレートフムスは、中東の伝統料理でひよこ豆やオイルをすりつぶしペースト状にしたフムスにチョコレートを混ぜたものだ。

フムスは前菜の位置づけで、ピタパンやラバッシュと呼ばれる中東の薄焼きパンにつけて食べるもので、まぁジャムとスレッドみたいなものだ。

通常のものはひよこ豆の甘味は感じるが、あくまで食事の一つ。

今回購入したチョコレートフムスはそれに比べて甘く、食事ではなくデザートの位置づけだ。

甘いと言っても海外のお菓子と考えればかなりマイルドな味わいだ。

砂糖そのものの甘さはなく、日本のミルクチョコレートと似た味わいだ。

その中にほんのり豆の味を感じるせいか、何処かあんこを彷彿させる。

私はあんこが大好きだ。

つい食べ過ぎてしまうので自粛しているが、幼い頃は鍋いっぱいに茹でてもらい、抱えて食べていたことを思い出す。

アメリカは売っている店舗も少なく、満足する質のものではないので食べていないが時々無性に恋しくなり、ネットサーフィンしていつか食べれる日を妄想してしまう。

そんな大好物の面影を感じることができるチョコレートフムスは私を虜にした。

おかげでもう2/3ほど食べてしまった。

流石に食べすぎだが、フムスは雛豆から作られていることもあり、通常のチョコレートスプレッドを食すよりも糖質が低く食物繊維が高い。

そしてタンパク質も豊富に含まれるので、スイーツとした考えればまだマシであり、やや無理やり自分を納得させる感はあるものの許容範囲であろう。

問題はフムスではない。

トレイルミックスだ。

何を隠そう、甘いものと同じかそれ以上にナッツには目がない。

ここでついでなので、私の好きなものを紹介しておこう。

甘いもの(特にあんこ、チョコレート、生クリーム、カスタードクリーム)、ナッツ(特にピーナッツ、くるみ、アーモンド、ひまわりの種)、チーズ(特に臭くて味が濃いもの)、芋栗南瓜(特に蒸したもの)、コーヒーやハーブティー(特にミントティー)

ハマっているもの

オートミール(コロナ禍自粛生活が開始されたときに米不足で購入してから毎朝これを食す)

ここからも分かるように、糖質と脂質が好き。

しかもおやつに偏った糖質と脂質であり、元来食事向きの嗜好ではない。

それでもなんとか拒食過食を経て、10年以上かけて普通の食事を恐怖感なく食べられるようになった。

拒食過食については以前の記事を参照して欲しい。(また詳しく書くかもしれない)

そんなわけだからトレイルミックスは私のツボを抑えている。

ナッツとドライフルーツなんて脂質と糖質の合わせ技で、無限ループできる。(しちゃいけない!)

無限ループの罠にハマった私は、4/5袋食べてしまった。

購入して1日と経たずしてだ。

1袋と言ってもアメリカは量が多いので、12OZ(360g)の4/5ということは280gくらいか。

やってしまったレベルの食べ方。

確か30gで140カロリーなので1270カロリー・・・・

あぁ。

後悔しきれないレベル。

冷凍庫に入れて封印を誓った。

私の場合、あることがわかっていると食べてしまう。

気になったら食べないと気が済まない。

だから買わないことが一番だろう。

1週間に1回だからとか、少しならとか、無理だ。

外食や人にもらった時だけにすべきだ。

今日から、というか、今朝は食べてしまったので、今から控えよう。

このお菓子とお酒の飲み過ぎがホルモンバランスに影響している可能性も考慮しよう。

健康はどの人にとっても幸福を大きく左右するものだと思うが、私は人一倍そうである。

では人間は何を持って幸せを感じるのだろう。

それは主にセロトニンというホルモンが分泌されることで起きる。

セロトニンは別名を幸せホルモンと呼ばれ、その分泌を脳が受容すると幸せに感じるようにできている。

これはその大半が小腸より分泌されており、脳腸相関と言われる所以である。

ではセロトニンを増やすにはどうしら良いか。

小腸内をクリーンな状態にして栄養を吸収しやすくし、良い腸内細菌を育てることが重要と言われている。

小腸は胃や十二指腸で消化しやすくした食べ物を栄養素として吸収する場所で、その表面は微細なひだで覆われている。

これは少しでも多くの栄養を吸収するために、小腸の表面積を増やすためである。

通常はそのひだの表面から栄養素を吸収するのだが、人工的に作られた食材はそれらを阻害する。

人体は人工食品を消化することはできても、吸収することはできないのだ。

吸収されない人工食品は、ひだの表面に残り本来吸収されるべき栄養素の吸収をも阻んでしまう。

そのため小腸は機能不全に陥り、セロトニンの分泌も落ち、幸福度が低下するのだ。

食べることができ人体に疾患をもたらさない人工食品だが、人の幸福は搾取する。

これは疾患以上に怖い物だ。

また毎日同じような食材や偏りのある食事をとってもセロトニンは分泌されない。

あらゆる食品をバランスよく摂ることで良い腸内細菌が育ち、小腸のコンディションを良好に保つことができ、その結果セロトニンの分泌が増えるからだ。

偏食は幸せを奪うのだ。

これは身をもって体験している。

摂食障害になってから、基礎代謝に対する必要摂取カロリーを摂取しても太る日々が続いた。

通常であれば身長体重と運動量から正しく基礎代謝を割り出せば必要摂取カロリーを摂取しても太ることはない。

しかし、長らく小腸の声を無視した私の体は機能が崩壊していた。

ほんの少し食べただけで太るし、3日食べなくても痩せることができなくなっていた。

痩せない恐怖に悩まされ、食べれなくなる。

でもいつかは食欲に負けてどか食いする。

するととんでもなく太るの繰り返しだった。

そんな恐怖で食事が怖くなりストレスも溜まり、また食べられなくなり。。。

悪循環で幸せをどんどん奪われた。

偏食は怖い。

それを直すのに10年以上かかった。

摂食障害の場合、若年層であるほど寛解しやすい。

私の場合は20代だったのでまだ回復できたが、それでも10年だ。

人生80年としてその1/8を費やした。

そこから得たことは大きくても不幸だと思う。

時々こうやって自分を戒めないと、また暗い闇に落ちていく。

食事は大事だ。

食事が好きで好きでたまらない、摂食障害になったことのない人にはわからない思いがそこにはある。

簡単な話だが、生物は食べることが命をつなぐ。

食事は自分を作るものだ。

きちんと選んできちんと食べて、自分を大切にしょう。









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